猿と犬

こんにちは、ヨロコビto協力スタッフのコヤマです。

菅原毅己さんの新作絵葉書「猿と犬」を手に取ったとき、
二匹の精悍な顔に、目が釘付けになりました。

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いったい彼らは、何に戦いを挑んでいるのでしょう。

もちろん最初に思いついたのは「桃太郎」でした。
今まさに、鬼に飛び掛からんとしている二匹。

でも、雉がいないのです。
となると、急に「犬猿の仲」という言葉が頭をよぎりました。

干支の由来で、猿と犬が喧嘩をしたからとか、
西遊記の孫悟空にかみついたのが犬だったとか、
縄張り意識の強い種同士だからなど、
いろいろと諸説はあるようですが。
とにかく仲の悪いことの例えである「犬猿の仲」。

しかし、絵葉書の二匹はお互いを信頼しているように見えます。
犬猿の仲をおしても、立ち向かうべき何かが、
きっと彼らにはあったのでしょう。
そして、その戦いは勝利となるはず。
きっと何もかもうまくいく。不思議とそう信じられる一枚です。

折しも今年は申年。
お守りのような一枚として飾ってみるのもいいかもしれません。
もしくは、節分気分を盛り上げてくれる一枚としても。
いかがでしょうか。

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