カテゴリー別アーカイブ: 新作絵葉書の紹介

猿と犬

こんにちは、ヨロコビto協力スタッフのコヤマです。

菅原毅己さんの新作絵葉書「猿と犬」を手に取ったとき、
二匹の精悍な顔に、目が釘付けになりました。

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いったい彼らは、何に戦いを挑んでいるのでしょう。

もちろん最初に思いついたのは「桃太郎」でした。
今まさに、鬼に飛び掛からんとしている二匹。

でも、雉がいないのです。
となると、急に「犬猿の仲」という言葉が頭をよぎりました。

干支の由来で、猿と犬が喧嘩をしたからとか、
西遊記の孫悟空にかみついたのが犬だったとか、
縄張り意識の強い種同士だからなど、
いろいろと諸説はあるようですが。
とにかく仲の悪いことの例えである「犬猿の仲」。

しかし、絵葉書の二匹はお互いを信頼しているように見えます。
犬猿の仲をおしても、立ち向かうべき何かが、
きっと彼らにはあったのでしょう。
そして、その戦いは勝利となるはず。
きっと何もかもうまくいく。不思議とそう信じられる一枚です。

折しも今年は申年。
お守りのような一枚として飾ってみるのもいいかもしれません。
もしくは、節分気分を盛り上げてくれる一枚としても。
いかがでしょうか。

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おめでたい、鯛。

こんにちは、ヨロコビto協力スタッフのコヤマです。

早いもので、もう2015年も終わろうとしています。
新年を迎える準備、進んでいらっしゃいますか?

東京出身の私の実家では、お正月に鯛を食べる習慣はなかったのですが、
京都には「にらみ鯛」という風習があるのだそうです。

正月三が日、尾頭つきの鯛の塩焼きが、
縁起物として食卓に上るものの、一切手を付けず、
4日になってから食べるのだとか。
さすが鯛。扱いが別格です。

お正月はもちろん、おめでたいときの魚と言えば、やはり「鯛」。
結婚式や赤ちゃんのお食い初め、
さらには優勝力士や当選した政治家などにも「鯛」はつきもの。
そういえば、七福神の恵比寿様が抱えているのも鯛です。

では、なぜ「鯛がめでたい」のでしょう。

「めでたい」の「たい」が、鯛に通じるというのは、
あまりにも有名ですけれど、ほかにもいろいろと理由があるようです。

厄除けの力を持つ「赤色」。
短命な魚が多い中、40年も生きる「長寿」。
上品な味、崩れにくい姿形。
なかには、鱗が富士山型なんて話もありました。

なるほど、と思ったのは、
おめでたいから鯛を食すのではなく、
おめでたい鯛を食すことで、吉事が来ることを祈る、という考え方。

ヨロコビtoにも『金のめで鯛』シリーズがあるのですが、
お正月に一枚、飾ってみようと思います。
きっと新しい年に福を招いてくれるはず。

みなさまも、良いお年を。

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「めで鯛絵葉書シリーズ」

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第四回発売となる25種の絵葉書を販売開始しました!

こんにちは。ヨロコビtoの羽生です。

オンラインショップの開始から5カ月が経ちました。
暑い夏の盛りから、寒さが身にしみる冬へと、
季節が変化するようにサイトも変化をしています。
絵葉書の種類も増え、賑やかになってきました。
お客様に心より感謝です!

さて、ヨロコビtoのECサイトにて
新作絵葉書が発売になりましたのでご案内いたします。

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今回は初年度応援作家の第二弾となる絵葉書となります。

藤川孝之さんの作品は、国立にある作家のアトリエで、
新作から旧作まで数十冊のスケッチブックをめくりながら絵柄を決めました。
http://www.yorocobito.com/?pid=84485204

西谷直子さんは大きな原画の作品を絵葉書にしました。
絵の向こうに物語が広がっていくような奥行きのある世界観が魅力です。
http://www.yorocobito.com/?pid=84485235

青山健一さんは自身の主要なモチーフであるドクロの絵柄を中心に
絵葉書にしたときの絵の面白さを作家と話しながら制作しました。
http://www.yorocobito.com/?pid=84485256

ミヤハラヨウコさんは日頃の気になることや感覚を自分らしくイメージして絵にしています。
動物の絵柄が多いですが、今回は珍しい魚拓のような絵葉書もできあがりました。
http://www.yorocobito.com/?pid=84485271

市村陽平さんはアトリエでは古い中国の墨を使った水墨画を、
また近所を日々歩きながら、移り変わる季節や植物を線描している作家です。
http://www.yorocobito.com/?pid=84485293

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第三回発売となる20種の絵葉書を販売開始しました!

こんにちは。ヨロコビtoの羽生です。

新作絵葉書が発売開始となりましたのでご報告いたします。
今回から新たに4名の作家が加わり、バリエーション豊かな絵葉書が揃いました。

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嶽まいこさんは“日常の中のふしぎなモノ・コト”をテーマに創作活動をしています。
夢のような物件「The DREAM HOUSE」と、
宝石の中に家のある風景が描かれた作品を絵葉書にしました。

ナカタアツコさんは、ペイント、ドローイング、
デザインからアニメーションの声まで多彩な活動をしているアーティスト。
幅広い画風の中から、近年の作品を中心にセレクトしました。

秋元譲さんは太い刷毛を使った独自の技法で絵を描いています。
現実と物語の間を行き来するような世界観が魅力です。
ぜひ原画の筆のタッチを見ていただきたい作家さんです。

黒田愛里さんは日常生活の中で見つけた風景を、
自分のフィルターを通して表現しています。正体不明で、
なぜか気になってしまう人物がたくさん登場するカラフルな絵葉書です。

みなさんのお気に入りの絵葉書を見つけていただけたら幸いです。

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