こんにちは、ヨロコビto協力スタッフのコヤマです。
先日、会期ぎりぎりの滑り込みで、東京国立近代美術館の
「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより」へ行ってきました。
ひとりのコレクターによるコレクションの展覧会ということで、
作品の市場価格を予想するなど、
コレクター感覚を追体験できるようなゲーム性のある展示となっていました。
ただ、コレクションの選定に関わっているヤゲオ財団のピエール・チェン氏は、
コレクターとして名を馳せたいという思いではなく、
「アートとともに生活する」というコンセプトを持って
作品を選んでいるというコメントが!
それはまさにヨロコビtoにも共通する思い。
生活のなかのアートということで、
会場には、マンレイが飾られたバスルームの写真なども展示されていました。
(当たり前ですが、私たちが思うバスルームとは違って、
湿気や水滴を気にする必要のない大きさのバスルームでした。。)
そして、なるほど!と思ったのが、作品を飾る場所です。
本当に気に入った作品は、バスルームに。
他人にも見せたい作品は、リビングに。
たしかにひとりでゆったりと過ごすバスルーム(日本では、トイレですかね?)
にお気に入りの作品を置くというのは、腑に落ちる感覚でした。
オークションで数十億円単位の値がつく作品も含まれた
まさに「世界の至宝」だらけの展覧会。
そこに展示されているような作品に手は出なくても、
絵葉書という形で、アートを生活に取り入れてみてはいかがでしょう。
あなたなら、バスルーム(トイレ)に飾りますか?
リビングに飾りますか?