おめでたい、鯛。

こんにちは、ヨロコビto協力スタッフのコヤマです。

早いもので、もう2015年も終わろうとしています。
新年を迎える準備、進んでいらっしゃいますか?

東京出身の私の実家では、お正月に鯛を食べる習慣はなかったのですが、
京都には「にらみ鯛」という風習があるのだそうです。

正月三が日、尾頭つきの鯛の塩焼きが、
縁起物として食卓に上るものの、一切手を付けず、
4日になってから食べるのだとか。
さすが鯛。扱いが別格です。

お正月はもちろん、おめでたいときの魚と言えば、やはり「鯛」。
結婚式や赤ちゃんのお食い初め、
さらには優勝力士や当選した政治家などにも「鯛」はつきもの。
そういえば、七福神の恵比寿様が抱えているのも鯛です。

では、なぜ「鯛がめでたい」のでしょう。

「めでたい」の「たい」が、鯛に通じるというのは、
あまりにも有名ですけれど、ほかにもいろいろと理由があるようです。

厄除けの力を持つ「赤色」。
短命な魚が多い中、40年も生きる「長寿」。
上品な味、崩れにくい姿形。
なかには、鱗が富士山型なんて話もありました。

なるほど、と思ったのは、
おめでたいから鯛を食すのではなく、
おめでたい鯛を食すことで、吉事が来ることを祈る、という考え方。

ヨロコビtoにも『金のめで鯛』シリーズがあるのですが、
お正月に一枚、飾ってみようと思います。
きっと新しい年に福を招いてくれるはず。

みなさまも、良いお年を。

96121881

「めで鯛絵葉書シリーズ」

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